日本人が英語話せないのは当たり前!!~英語学習を野球に例えてみた~

 

最近よく、「英語話せないのは自分のせいじゃなくない?」と感じます。

海外に出てから色んな国の人と会っていますが、ネイティブじゃないのに話せる人っていうのは大体以下の特徴をもっていると分かってきました。

・小学生の頃(6歳前後)から学校で英語教育を受けている。
・学校では4技能すべて勉強している。
・ドラマなどのTV番組を英語で幼いころからずっと見ている。

これ自分ではどうにもできないと思いませんか?

1つ目と2つ目は学校のカリキュラムの問題なのでもちろん何もできません。

3つ目も親がとても英語教育に熱心でない限りどうしようもできません。めちゃくちゃ意識が高くて将来を見据えている6歳の子供がいたとして「将来英語で困らないように今のうちから海外ドラマを見て勉強したい!Netflix始めて!」とでも言わない限り普通の親だったら子供に海外のTV番組を見せることなんてないでしょう。

 


 

次に日本の英語教育の特徴をまとめてみます。

・学校で英語を習い始めるのは中学生(13歳)から。
・学校で勉強するのはほとんどリーディング。
・先生が”日本語”で英語を教える。

1つ目。そもそもこの時点で海外の人たちと”6年”もの差があります。

2つ目。学校ではほとんど読むことしかしません。その文章も小難しい単語ばかり並び、文の構造も複雑でまるで暗号解読しているみたいです。そして会話において必要なスピーキングとリスニングなんて全くと言っていいほど勉強しません

3つ目。これは教えているのが会話ではなく暗号解読の方法なので仕方ないと言えばそうですし、僕自身もそんなに疑問に思っていませんでした。ですがこの事を海外の人に伝えるととても驚かれるので最近は確かにおかしいよな~と思っています。

ちなみに僕の留学先であったフィリピンとケニアでは国語(フィリピンならタガログ語、ケニアならスワヒリ語)以外の授業は全て英語で教えているそうです。
さすがにここまでして欲しいとは思いませんが最低限英語の授業は英語でして欲しいと思います。

日本の英語教育について非ネイティブに説明すると「言語で一番重要なのが会話なのに、何でそれを勉強しないの?しかも日本語で英語教えてるの?!本当にweirdだね。」という反応をされます。

 

このようにして学校を出た後に外国人の前に立っても”Hello! Nice to meet you. How are you? I’m fine. Thank you!” しか言えない日本人が誕生します。

これ冗談でなく結構本気で思っているのですが、この方法を変えないなら英語ではなくプログラミング言語を教えるほうが100倍ましだと思います。

 


 

これらのことを踏まえて英語の勉強を野球に例えてみました(野球の練習を英語の勉強に置き換えて考えてみてください)。


・日本人
野球の練習を始めるのは13歳から。練習メニューの8割はキャッチボールや実戦で使う機会の少ないバントの練習ばかりです。

たまーーにある実戦練習ではバットの持ち方すら知らず、送球でもどこに投げればいいのかすら分かりません。グダグダで試合の体(てい)を成していません。

家ではメジャーリーグの試合なんて見たことなく、サッカーやバレーなど他のスポーツの番組しか見ません。

僕たちの野球のレベルは少年野球はおろか、小学生が放課後に校庭でやっている野球程度のレベルです。



・非ネイティブスピーカー
彼らは6歳頃から野球の練習を始めます。練習の内容もキャッチボールはもちろんのこと、バッティング、ノックなど試合で必要とされることもたくさん練習し、実戦もたくさん経験します。

また家に帰るとTVでメジャーリーグの試合を見て無意識のうちに野球の勉強をしています。

彼らの野球のレベルは高校野球~日本のプロ野球とかなり高いです。



・ネイティブスピーカー
彼らは生まれた直後から毎日寝ている時間以外は野球の練習をしています。

もちろん彼らの野球は完璧で、メジャーリーグでプレーしています。

 


 

よく留学している人が「ネイティブの会話の輪に入れない…」と嘆いています(僕もそう)。

留学に行く人は他の日本人より野球の練習をしているので少年野球ぐらいのレベルのプレーだったらできるでしょう。

こんな僕たちがネイティブの会話に入るというのは野球少年がいきなりメージャーリーグの試合に出場するのと同じようなものです。

今まで経験したことのないスピードでボールが行きかっており、自分の方に投げられてもキャッチすることができません。

簡単に取れるフライでも落下地点に入ることすらできません。打席に立つと目で追うことができないばかりか、ボールの軌道が変化したりもします。

留学の初期でネイティブの会話に入るというのはこれくらい無謀なことなのです。

「なんでこんなに勉強しているのに英語話せないんだろう…」と落ち込んでいる日本人はたくさんいると思います。

ですが僕は落ち込む必要なんて全くないと思います。むしろ「英語なんて話せなくて当たり前でしょ!(笑) だって学校で会話の勉強してないんだもん(笑)」ぐらいの心持で良いと思います。

野球の初心者でプロ野球選手と試合して歯が立たなかったときに「何で勝てないんだろう…」と落ち込む人いませんよね。

ですが投げやりになって「無理無理英語の勉強やーめた」と投げやりになるのではなく、「英語勉強しているけどネイティブと対等に話せないのは当たり前!でも前の自分と比べると成長してるからこれからも頑張っていこう!」のように前向きに、楽観的にマインドセットしましょう。

キャッチボールしかできない人が1年練習したくらいではイチロー選手のようになれないのと同じように、英語も短期間で話せるようになるわけではありません。気長に勉強を続けていき、少年野球、高校野球、プロ野球と徐々にステップアップしていきましょう。!

 

英語が話せなくても落ち込む必要なんて全く無いんですよ!

この記事を読んで英語の勉強を頑張っている日本人の気持ちが少しでも軽くなったら嬉しいです(^^)

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