セブ観光おすすめ

セブ島に留学に来てからもう10週間がたち、残り2週間となりました。早い…
先日セブの中心地(セブ・シティ)の観光名所に何か所か行ってきたのでご紹介したいと思います。
ちなみに今回お伝えするところは1日で回ることができますよ~

セブとマゼランって深いつながりがあるんですね~

・マゼランクロス
・サント・ニーニョ教会
・サンペドロ要塞
・ラプラプシュライン

マゼランクロス

コロンストリートの辺りを海のほうに歩いていくと、少し開けた場所があり、赤い六角形の屋根の建物が見えます。
それがマゼランクロスの収められている六角堂です。
中はあまり広くないので観光客でいっぱいでした。

1521年、セブ島に太平洋横断中のポルトガルの大冒険家フェルディナンド・マゼランが上陸します。
その際にマゼランが作ったとされる十字架が「マゼランクロス」です。
現在フィリピンでは8割以上がカトリックなのですが、フィリピンにおけるキリスト教はここから始まりました。

昔からこの十字架を煎じて飲むと病に効くと信じられていたらしく、多くの人が少しづつ削り取って持って帰っていたそうです。
現在はこれ以上削り取られないように木製のカバーで覆われています。
なので実際に見ているものはマゼランクロスではないんですね…少し悲しい…

・入場料  無料
・営業時間 8:00~18:00

六角堂
赤い屋根が目印です

サント・ニーニョ教会

マゼランクロスのすぐ隣にあります。

サン・オウガスチン教会とも呼ばれ、1565年建造のとても古い教会です。
サント・ニーニョとは「幼きイエス」という意味があるらしいです。

ここにはかつてマゼランがセブの嬢王に贈ったとされるサント・ニーニョ像が納められています。
(下のギャラリー3枚目の中心の像)
この像は戦火の中でも無傷だったことからセブの守護神として崇拝されるようになり、今日でも多くの人が祈りをささげています。

・入場料  無料
・営業時間 6:00~20:00

サンペドロ要塞

マゼランクロスとサント・ニーニョ教会から海の方にしばらく歩くと、サンペドロ要塞が現れます。
スペイン統治時代の1738年、イスラムの海賊などからの防御のために造られました。

マニラのイントラムロスと並んでフィリピン最古の要塞です。
スペイン統治時代の後のアメリカ統治時代には兵舎として、第二次世界大戦中には日本軍による捕虜収容所地して使われていました。
最初は木造だったのですが、1738年にサンゴ石で作り直されました。
歩いているとところどころにサンゴの跡を見ることがでました!

以前までは当時使われていた大砲などが無造作に置かれていたそうですが、現在では撤去されていました。
また、資料館のようなものもあるのですが写真があるだけです。
正直、中で見るものはあまりありません(^^;)

ただ、要塞の上を歩けるので高いところからセブの町や海を見渡して、当時そこからどんな景色が見えていたか思いを馳せてみるのも良いですね!

・入場料  大人30ペソ 子供20ペソ
・営業時間 8:00~19:00

ラプラプシュライン

いままでご紹介した3つの場所はセブ・シティにあり、お互いにとても近くて徒歩で移動できます。
しかし、ラプラプシュラインはマクタン島の端っこにあります。
サンペドロ要塞からタクシーで300ペソほどかかりました。

上でも述べたように1521年にマゼランはセブ島に上陸してキリスト教を布教しました。
セブ島の次にマゼランが目を付けたのがすぐお隣の島、マクタン島でした。
マゼランはマクタン島に向かうのですが、その話がすでにマクタン島の王「ラプラプ」に知られていました。
ラプラプはマゼランを待ち伏せします。
マゼランの兵はわずか60名ほどだったのに対し、ラプラプ軍は1500人もいたそうです!
この戦いでマゼランは死んでしまいました。

ラプラプは他国の侵略を阻止した英雄として称えられるようになりました。
なのでラプラプの像が建てられているのですが、そのすぐ隣には敵だったはずのマゼランの記念碑も建てられています。
マゼランは侵略者でしたが、セブやマクタンの歴史を語る上では欠かせない人物だということですね。

・入場料  無料
・営業時間 24時間

マゼランについては以下の記事で詳しく書いています!
是非読んでみてください(^^)

その他

この4つに加えて、「トップス」と呼ばれる展望台がセブ・シティの定番の観光スポットだと思います。
トップスはセブ・シティの一番高い山の頂上にある展望台で、セブの市街地やマクタン島、その他の周囲の島まで見ることができます。

いかがでしたでしょうか?
マゼランは学校で世界一周している人と教わって、ほとんどの人がその名前を知っていると思いますが、まさかここセブ島で生涯を終えていることや、フィリピンにキリスト教が広まるきっかけになった人だとは知りませんでした。
学校では教えてくれない、そこに実際に行かないと学ぶことのできないことですね!

セブの中心地の観光スポットは今回お伝えしたところが有名どころですが、セブ島にはほかにもジンベイザメと泳げる「オスロブ」やキャニオニングを楽しめる「カワサンフォール」などへはセブ・シティからバスで数時間で行くことができます。
また、セブの周りには「ボホール島」、「カモテス島」などたくさんの島があります。
セブを拠点にいろんなところに行けると思うのでセブに来る際は少し長めに滞在するのが良いのでははないでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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