中米ベリーズの野鳥図鑑!

水辺の鳥

Brown Pelican

アメリカで見ることのできる3種類のペリカンのうちの1種類です。
北米から南米にかけて生息しています。
若齢の時は写真の様に頭部、背中、翼は茶色ですが、大人になり生殖能力が備わると頭部は黄色になり、首から背中にかけて白く、翼は灰色となります。

Red-Footed Booby

名前の通り足が赤いカツオドリです。
写真の個体はまだ若いのですが、成熟するとくちばしから顔にかけて青色になります。

Masked Booby

北緯30度から南緯30度の間で世界中にかけて広く生息しているカツオドリの1種です。
その他にはアフリカの東部から、スマトラ、オーストラリア西部にかけての海域でも見ることができます。
白い体に黄色いくちばし、そして名前の由来となった黒い顔面が特徴の鳥です。

Great Blue Heron

和名は「オオアオサギ」。アオサギに似ていますが、一回り大きいです。
北米から中米、カリブ海、ガラパゴス諸島などにも生息しています。
迷鳥としてスペインなどのヨーロッパの国に現れることもあるそうです。

Little Blue Heron

 

アメリカ東部、中米、ペルーなどの南米の北部に生息してます。
北方で繁殖した個体は、越冬のために南方に移動します。
写真では分かりづらいですが、頭部から首にかけては赤褐色をしており、それ以外の部分は紺色をしています。

Amazon Kingfisher

“Green Kingfisher”と似ていますが、大きさ的にこっちに判断しました。
オスは写真のように白い腹部を持ち、その上には胸部に茶色の太い帯があります。
一方でメスは、白い腹部を持つものの胸部は茶色ではなく、緑色の模様が左右にあります。

Glossy Ibis

世界で最も多くの地域に住んでいるトキの仲間です。
アメリカ大陸、インドなどのアジアの国々、オーストラリアやアフリカ東部にも生息しています。

Mangrove Cuckoo

水玉模様のある長い尾羽が特徴です。
その他にも、目の周りには黄色のリングがあり、くちばしの下部も黄色をしています。
体の上部は灰色なのですが、下部はとても綺麗なベージュ色をしてます。
名前にもあるようにマングローブに住んでいます。
フロリダなどの北米の南部から中米、南米にかけて生息しています。

Boat-Billed Heron

夜行性のサギです。
とても目が大きかったです。
とても太くてボートの様に見えるくちばしをもっていることからこの名前が付けられました。
写真を撮った時は寝ていたのか、じっとしてました。

Northern Jacana 

中米から南米にかけて生息するとりです。
首は褐色、それより下は赤褐色をしています。くちばしと額は黄色でとても目を引きます。
ですが、この鳥の最も特徴的な部分は翼の内側です。緑色がかった綺麗な黄色を見ることができるのですが残念ながら写真に収めることができませんでした…

Neotropic Cormorant

中米から南米にかけて生息するヒメウです。
クチバシの基部が白い毛で囲まれていることが特徴。
小さな魚を主食としますが、オタマジャクシ・カエル・水生昆虫なども食べます。

American Coot

日本名は「アメリカオオバン」です。
日本にいるオオバンにとても似ていました。どこが違うんだろう?
渡り鳥で繁殖期は北米やメキシコの辺りにいますが、冬になると中米の辺りで見かけられます。
しかし、水が凍らないところでは渡りをせずに居残る個体もたくさんいるそうです。

Black-Necked Stilt

アメリカ大陸に生息するシギの1種です。
南米にいる個体は渡りをしないそうなのですが、北米に住む者は冬になると中米に渡ってきます。
黒と白の模様がとても特徴的で、目の上の白い点がとてもかわいらしいです。

Willet

まっすぐ伸びた黒いくちばしが特徴的なシギです。
体の上部が灰色で下部が白色のあまり目立たない外見ですが、翼を広げるときれいな黒と白の模様を見ることができます。

Great Egret

日本では夏鳥として亜種のチュウダイサギが、冬鳥として亜種のオオダイサギが観察されます。
ダイサギはアメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸の中部など世界の熱帯・温帯に広く生息しています。
こんなに広く分布している鳥だとは知りませんでした。

Anhinga

ヘビウの仲間です。
水中を泳ぐときに写真のように首だけを出して泳ぐのですが、その姿がヘビのように見えることから”snakebird”という異名をもち、これが和名の由来となっています。

Jabiru Stork

アメリカ大陸に生息するコウノトリの1種です。
白い体に、羽の生えていない頭部と首、そして首の付け根にあるピンクのペリカンが持つような袋がとても特徴的です。
体長120~140cm、翼開長230~280mにも及ぶとても大きな鳥です。

Wood Stork

コウノトリの仲間なのですが、トキ科に似ていることから”Wood Ibis”(”ibis”=トキ)も呼ばれ、和名では「アメリカトキコウ」となっています。
南米に生息する個体は留鳥なのですが、北米に生息するものはまれに南に渡るものがいます。
翼は白く、上の”Jabiru Stork”のように頭部から首かけて毛が生えていません。
写真では分かりませんが、額は白く、黒い頭部のなかで目立っています。
体長83~115cm、翼開長140~180cmと比較的大きめな鳥です。

Black Phoebe

アメリカの一部と中米、南米に生息する鳥です。
川沿いや、崖、公園の噴水近くなど水辺で見られます。
黒い体に、お腹の白色がアクセントとなっているかわいい鳥です。

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たくさん写真を撮ったので同定と、特徴を調べるのがとても大変でした…
ですが、こうして出会った鳥たちをまとめるのはとても楽しかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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