獣医学生の野鳥観察in鳥屋野潟

奥に見えるのはアルビレックス新潟のホームスタジアムである
ビッグスワンです

2019年3月15日に新潟市の中央区にある鳥屋野潟に行ってきました。
鳥屋野潟は新潟市の町のすぐ近くにある湖で周辺には県立自然科学館やビッグスワン、HARD OFF ECO スタジアム(野球場)などがあり、市民の人にとって憩いの場となっています。

この湖は日本海よりも低い位置にあるため、かつては手のつけようのない泥沼であったらしく、水害もたくさん発生していたようです。しかしその後、田んぼに水を引くために開拓が行われ現在のようなきれいな湖となったそうです。

カワラヒワ
「キリキリコロコロ」と特徴的な声でさえずります。
くちばしは肌色で、尾羽がM字型をしているのも特徴です。

ヒヨドリ
外でやけにうるさくさえずっている鳥がいるな~と思ったらたぶんそいつはヒヨドリです(笑)
個人的に目の横の褐色が魚のえらに似ているのが特徴的だと思います。
写真の子は黄色のくちばしを持っていました。今まで見たことがなかったので急いで撮影したのですが、ネットで調べてみるとどうやら花粉が付いているだけのようです…

モズ
僕的に体型がとても可愛いと思っている鳥です。
この鳥は「はやにえ」という、取った獲物を木の枝や有刺鉄線に刺す行動をします。
しかしこの行動は貯食と考えられています。

キジバト
全国で繁殖しますが北海道では夏鳥です。
公園などで人間から餌をもらっているハトはドバトです。
さえずりが特徴的なのでぜひ聞いてみてください!「聞いたことある!」ってなると思います。

ムギマキ
ヒタキ科の区別は少し難しく、キビタキとジョウビタキと区別がパッとできないのが悔しいです…
頭の上に白い眉斑がある!→ムギマキ
頭の上に黄色い眉斑がある!→キビタキ
お腹が一面オレンジ色!→ジョウビタキ
と覚えておくと割と簡単に見分けられると思います。

シメ
太いくちばしに短い尾を持っている鳥です。
ずんぐりとして可愛らしいのですがとても攻撃的な鳥でほかの鳥を激しく追い払います。
じーっと見てると少し怖いかも…

ダイサギ
口角が目を大きく超えているのでダイサギですね!

オオバン
カモと一緒に泳いでいましたがこの子はカモの仲間ではありません!クイナ科に属しています。
全体的に黒いですが、額とくちばしが白いことが特徴です。でも個人的には少し黄色い脚にも目がひかれました。
近年は全国的に増加傾向にあるそうです。

キジ
桃太郎がきび団子で手なずけた子です。ハート形の赤い顔が特徴です。
野生の個体をこんなに近くで見たのは初めてでしたがとてもきれいでびっくりしました。

この他にも…
シジュウカラ
マガモ
カルガモ
コガモ
などを見ることができました!

カワセミもいるらしいのですが今回は見ることができませんでした…残念…

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